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各種外来診療について
感染症外来(かぜ外来)
2020年3月より、新型コロナウイルス感染症が流行しております。
感染症外来のため受診された場合は、院内に入らず車でお待ち頂いております。ご迷惑をおかけしますが、ご協力宜しくお願い致します。
ご存知かもしれませんが、多くの感染症は、細菌やウイルス、マイコプラズマなどのその他の病原体によって症状が引き起こされます。症状は、発熱、咳、のどの痛み、鼻水、嘔気、下痢など様々の症状があります。
細菌感染症に関しては、抗生物質を使用し、治療を行います。
しかし、風邪の原因の大半を占めるのがウイルスですが、これらのウイルス感染症のほとんどには抗生物質は通用せず、つらい症状をお薬で鎮めて健康の回復を待つしかありません。
その中でも一部、インフルエンザウイルス、新型コロナウイルス、マイコプラズマ、A群β溶連菌などに関しては病原体の増殖を抑える抗ウイルス薬や抗生物質などがあります。早期に正確な診断ができれば、迅速な治療につながります。
当院では、抗原定性キット、PCR検査を使用し診断を行い、治療を進めて行います。
感染症外来の検査や治療
- 抗原定性キット(鼻腔・咽頭粘液):新型コロナウイルス・インフルエンザウイルス・A群β溶連菌など
- PCR検査(唾液(外注)、鼻腔・咽頭粘液(延岡市医師会PCR検査センター)):新型コロナウイルス
- 胸部レントゲン検査:肺炎や気管支炎の診断に
- 治療:内服薬の処方(症状に合わせ漢方薬などの選択可能)やクリニック内での抗生物質や解熱鎮痛薬の点滴治療なども必要時検討します。
生活習慣病外来
生活習慣病は食生活の乱れや運動不足などからも起こります。特に内臓脂肪型肥満・高血圧症・糖尿病・脂質代謝異常症(高コレステロール血症)の4つがそろうと「死の4重奏」といわれ、心筋梗塞や脳卒中などで急死するリスクが高まるといわれております。心筋梗塞などの血管の病気は前触れなく突然に襲ってくるのが特徴です。
高血圧症
なんとなく頭が重い・めまいがする・のぼせたような感じがするという方は、高血圧のせいかもしれません。何気なく測った最高血圧が140mmHgを超えているようでしたら、ご相談いただきたいと思います。
糖尿病
日本人に増えている病気として糖尿病があります。糖尿病を放置すると、目の病気(糖尿性網膜症)・腎臓の病気(糖尿病性腎臓)・手足のしびれ(末梢性神経障害)などの合併症が現れます。さらに進行すると心筋梗塞、脳卒中など、血管・血流障害の原因になります。現在、新しいお薬も登場しています。当院では食事療法・運動療法の指導の他、内服治療を中心に加療をお勧めします。また、外来インスリン管理にも対応しております。
糖尿病インスリン治療に加え、狭心症、慢性心不全、高血圧症、高コレステロール血症を合併している患者様にも対応しております。お気軽にご相談ください。
脂質代謝異常症
LDLコレステロール140mgdl以上、中性脂肪150mgdl以上、HDLコレステロール40mgdl未満のいずれかを満たした場合に診断されます。コレステロールは過剰だと動脈硬化や糖尿病との関連性を指摘されております。日本動脈硬化学会の動脈硬化性疾患予防ガイドラインに沿って、治療を行います。
高血圧症・糖尿病・脂質代謝異常症(高コレステロール血症)があれば、治療に関してご相談ください。
心臓病外来
当院が専門としている心臓病とは、狭心症、心筋梗塞、心不全、不整脈などです。
この循環器疾患は、糖尿病、高血圧症、高脂血症の慢性疾患の合併症として多く発症し、放置した場合命に関わってくる疾患です。生活習慣病などをお持ちでしたら気軽に受診していただき、まずはご相談ください。
また、冠動脈ステント留置術後、心筋梗塞後、慢性心不全などの内服管理・定期フォローも行います。
狭心症
運動時に胸部違和感、圧迫感、胸痛などはありませんか?症状などあれば心電図(運動負荷心電図)で診断をさせていただきます。
心筋梗塞
突然の胸痛、冷や汗、気分不良などで発症いたします。発症後すぐに診断・治療が必要となります。もしそのような症状があればすぐに受診ください。
心不全
息切れ、息苦しさ、呼吸困難などを自覚します。また、むくみが主体であることもあります。早期診断・早期治療が必要な病気です。心エコーで診断を行います。
不整脈
脈が飛ぶ感じ、動悸、ふらつきなどの症状を認めます。ホルター心電図などで診断します。当院では、入浴中も含めた14日間まで連続記録可能なホルター心電図を導入しております。
禁煙外来
当院では、健康保険で受けられる禁煙外来治療を行っております。脳卒中や肺癌などの疾患との因果関係が指摘されている中、禁煙に挑戦し失敗された方も多いと思います。
健康保険で行う禁煙治療は、お一人の努力だけでなく、禁煙補助剤の使用や医師、看護師の指導、アドバイスを受けて治療が進められますので、ご検討中の方はお問い合わせください。
※標準的な禁煙治療は、3ヶ月で5回の通院プログラムとなります。
睡眠時無呼吸外来
睡眠時無呼吸症候群は、高血圧、糖尿病、心臓病、脳血管疾患などと密接に関連することが知られています。
睡眠時無呼吸を有する患者さんは、健常人と比較して、高血圧が約2倍、虚血性心疾患が約3倍、脳血管疾患が3~5倍の頻度で合併するといわれています。
睡眠中のいびき、呼吸停止、日中の眠気などの症状があれば睡眠時無呼吸症候群が疑われますので検査を受けることをお勧めします。
簡易検査により外来で診断を行い、治療必要であれば関連施設にて治療を検討させていただきます。お気軽にご相談ください。
予防接種(肺炎球菌ワクチン、インフルエンザワクチンなど)
肺炎球菌ワクチン予防接種は予約制で行います。インフルエンザワクチン予防接種は、在庫があれば接種可能です。ワクチンの供給がストップする場合などありますので、在庫状況をお電話でご確認ください。
肺炎球菌ワクチンに関しては、市発行のハガキを持参された患者様は費用助成が受けられます。ご来院の際にはお電話でご相談いただくか、ご予約ください。
麻疹・風疹・おたふく風邪ワクチンの抗体価測定、予防接種(自由診療)も行なっております。
インフルエンザワクチン
3,000円(税抜)3歳~64歳まで
(2回目接種は2,500円(税抜))
延岡市住民で65歳以上の方は、自己負担 1,500円で接種できます(1回のみ)
対象者
- 65歳以上の延岡市住民
- 60歳以上65歳未満の方で、心臓、腎臓、もしくは、呼吸機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害を起こし、日常生活に支障がある人
接種期間
令和6年10月1日~令和6年12月28日
肺炎球菌ワクチン
随時、接種しております。
2,500円(助成ハガキ持参の方)(生活保護受給世帯の人は無料です)
新型コロナワクチン
12月以降に、接種予定しております。接種券をご確認の上、お電話でご予約ください。